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北大路どおり

なんでもありやわ

深爪が治った(爪噛み、爪欠け、爪むしり)


左側の画像のみ反転処理してます。

はじめに

つい最近、爪を綺麗に伸ばせるようになった。
爪を触らず、噛まずにいれるようになった。
爪を欠けさせたり、深爪をしないようになった。
物心がついた頃から深爪だった私がである。
もう一生治らないものだと思っていたが、何とかなったので方法等をシェアをしたいと思う。

深爪ライフ

前述したように私は幼い頃からずっと深爪だった。白い部分があったときのことが思い出せないくらいだ。

ずっと深爪にコンプレックスがあった。しかし治らなかった。写真を撮る時も爪がわかりにくいように撮った。マニキュアも塗ったし、噛まないように!と意識もしたがダメだった。

爪を根元からえぐり、爪を剥いで2枚爪になったこともある。自分でも「やばいな」と思い、何度も辞めようとと思ったがイライラすると噛んだり、触って欠けさせ、深爪になってしまいだめだった。

きっかけ

そんな私が爪を伸ばすきっかけの一つ目は、ネイルサロンで長さだしをしてもらったことだ。

簡単に言うと付け爪である。(スカルプというアクリルでの長さだしもあるし、ジェルネイルで長さを出すのもある。)爪の形をしたチップを爪先あたりに乗せるように削り接着する。

その上からジェルを塗り、本物の爪のようにみせる。最初はドキドキである。
これまで「ネイルサロンは長い爪の人しか行けない」と思っていた私の概念が崩された瞬間だった。
予約の備考時に「深爪です」とでも書いておけば良い。画像のような爪の私でも断られることはなかった。もし不安であれば「深爪矯正」を押し出しているところがイイ。相手はプロなので、親身になってくれることも多い。爪の短さよりもささくれといった滲みる要素の方が問題かもしれない。痛みがあって施術が難しいかも。

長さだしは追加プランのため、ただジェルネイルをするより予算が嵩む。通常のジェルが5000円の場合、長さ出しをすると8000-10000円くらいにはなるだろうか。シンプルなものなのかアートをするかで値段も変わる。
なので頻繁にはできなかったし、深爪を見られて「痛そう」とか「伸ばさないんですか?」とか聞かれるのが苦痛だった。相手に分かるわけないからね。
ピンクベージュのグラデが一番自然になるが、チップが白の場合はほぼクリアカラーでも馴染みがいいかも。

長さだしをしている約3週間から4週間は爪を噛めないし、爪を欠けさせることもできない。だから爪は伸びていく。そしてジェルネイルが取れ、素の爪になるといつも通りまた短くなる。白い部分が全くない状態でも、外れる時には白い部分がすこしできる程には伸びている。

そんなこんなで自分の中で特別なイベントがある時は深爪を隠すために長さだしをした。自分の欠点だと思っていた部分を隠せるからだ。何度も何度も繰り返した。7年くらいはいたちごっこをしていた。



私が爪を伸ばすきっかけの二つ目は、毎年自分の決めた目標を毎年果たせていないと気づいたことである。
とある日、過去の手帳を見返した。年間の目標が書いてあるページには「爪を綺麗に伸ばす」と書かれていた。他の手帳にも、加えて今年の手帳にもだ。
「私ずっと変われてないんだな」そう思った瞬間
「いつまで変われないんだろう」と思った。いや「変わるなら今だな」と思った。

意識したこと

その日から私は真剣に爪を噛む、爪を欠けさせる癖をなくすにはどうすればいいか調べた。インターネットでは下記がよく書かれていた。
病院に行く、苦いマニキュアを塗る、以前に調べた時と特に代わり映えのしない内容だった。
「まず自分自身を知らないと」そう考えた私はどういう時に「爪を触ってしまうのか」「噛んでしまうのか」をメモに残すことにした。そしてどれが体感として多いのかを考えた。

第一郡(一番きっかけになりやすいと感じるもの)
爪の先端がガタついているとき
口の中に違和感を感じるとき(苦く感じるとき、舌が変に感じるとき。これは水分をとっても変わらない。)

第二郡
イライラしたとき
考え事をしているとき(考えた時に口元に指を持っていきがち)

第三郡
手持ち無沙汰なとき(なにも持っていないとき)
不安なとき

これは人によって様々だと思うので、読んでいる皆さんが、自身を考察する必要がある。
口がムズムズするからなにかを食べたくなる人なのか、口の中が苦く感じるのを治したい人なのか。

癖を治すためにしたこと

傾向が分かったら、そうならないように気をつけ、衝動が来そうになったら他にそらす。
新しい発見があれば追記し、更新していく。そしてそれを気をつける。ここには書いてないが、「仕事が忙しい日はイライラしがち」といった関連性のある気づきもあった。
もっと小さな気づきもメモしておくといいかもしれない。

私は知り合いの前では噛むことは少なく、知り合いの前でも爪を欠けさせる行動をすると気付いた。なので知り合いがいなくても人の目があると意識し、爪のガタツキに気づいた時には持ち運べる小さいヤスリで整えることにした。またネイルオイルを会社に置き、カサついた時には塗るようにした。

寝る前の少しの時間、手持ち無沙汰になる時は爪を口元に持ってくるのではなく、足首をクルクルするようにした。

口の中の違和感については飲みのもを意識して飲んだり、飴等で状況を変えてみたりした。

ジェルネイルをした後は爪が伸びるが、爪の負担もありフニャっとする。
そこが関門の一つである。爪が伸びても折れてしまうのだ。深爪の時より少しずつ爪は硬くなっていくのだが、ふにゃっとしてしまうのも事実である。

ジェルネイルをしていた頃の爪が生え変わるには半年近くかかる。お金がある場合はサロンに行くのもいいと思うが、私はセルフネイルとパラジェル(サロン)で乗り越えた。



セルフネイルは100均のピールオフジェルベースにを、サロンではパラジェルをし、綺麗な爪かつ耐久のある爪であるように心がけた。
(ピールオフジェルもパラジェルも爪を削らない為、通常のジェルより爪が薄くなる、ふにゃっとなる可能性が低い。もちろん互いにメリット、デメリットがあるが)

最初と同じで「そもそも爪を噛めない、欠けさせない」状況にしたのである。
もちろんここまで育ってもふとした拍子でジェルを剥がし、爪を噛んでしまう衝動がくるときもある。
というより噛む代わりにジェルを剥がしている気がしていた。

ここ4年くらいは間隔を空けて、伸びては深爪へ、伸びては深爪へとなったことが何度もある。ただ少しずつ傾向が分かってきたのも事実で、気づきをメモしていた。そしてそれを意識しての繰り返しである。

理由もわからず爪噛みがなくなり、白い部分が伸びてきたこともあった。だが、理由も分からないので爪噛みがまた始まった。
実はこの記事も書いてはまた深爪になり延期、書いてはまた深爪になり延期というのを何度か重ねた。

何度も短さを整え、薄くマニキュアを塗っているだけだが、爪噛みも、爪を欠けさせても、爪をむしってもいないもしかしたら「爪を綺麗に伸ばせるようになった」といえるのではないかと思い記事を書いている。


終わりに

25年以上爪噛みをしていた人間なので、また戻るかもしれない。ストレスが爆発的に増えれば前より悪化するかもしれない。しかし一度治すことが出来ればもし戻ってもまた治すことができると考えている。

「運良く爪噛みが治る可能性にかける」か「意識して治すか」どちらかだ。あくまで一個人の実例として残しておく。爪噛み、深爪で悩んでいる皆さんの参考になれば嬉しい。

追記

※爪をかけさせる
爪の先端に生まれる段差をなん度も触り、爪を短くしてしまうこと。毟ると同じ意味にになるのかと思いつつ、個人的には爪噛みでも爪を毟るとも違ったように感じたため、そのようにわざと分別している。



※ピールオフベースジェル
私は100均(キャンドゥ、セリア)を使用。ピールオフベースを爪の縁からスペースが開くように全体に塗り硬化、通常のベースジェルを塗り硬化、カラーを塗り硬化、トップを塗り硬化で5-6日程度持つ。ピールオフという利点の為、縁まできちんと塗るとその分取れやすくなるので中心部に塗るようにするとモチが良くなる気がする。個人的にマニキュアはガサツだと表面の凸凹や色ムラが気になるので、ジェルの方がおすすめ。